[消費生活相談事例集]

自動音声電話のアンケートに答えたら…投資目的の勧誘電話が!

(情報提供:北九州市立消費生活センター)

具体的な相談事例

 5日前、録音された音声案内で 「経済に関してのアンケートに答えて欲しい」 という電話がかかりました。アンケートに答えると、最後に 「粗品を送るので、お名前と住所を教えて欲しい」 とメッセージが流れたので、名前と自宅の住所を吹き込みました。
  すると、昨日自宅に本が送られてきて、その日の夕方に今度は、男性から電話で投資を勧められました。 「投資に興味は無い」 と断ると、「それなら何故アンケートに答えたのか」 と恫喝されました。
  勧誘目的のアンケートと知っていたら答えなかったのですが・・・また電話がかかってくるのではないかと不安です。 (70歳代女性)

解決までの経過と方法

 電話勧誘販売の勧誘方法について定めている 「特定商取引に関する法律」 では、電話勧誘をする際、商品等の販売が目的であれば、そのことを消費者に告げなければならないと規定されています。また、人に不安を感じさせ、困り戸惑わせるような行為も禁止しています。
  このご相談では、録音された音声案内の電話があった直後に男性からの電話勧誘があったことから、一連の電話は一体的に投資の勧誘目的があることが推測されます。
  消費生活センターは、この業者に対して、最初の自動音声の電話に、アンケートに回答すると販売の勧誘を行う旨のメッセージがないことや 「何故アンケートに答えたのか」 といった言葉が禁止行為にあたる可能性もあること等、勧誘方法の問題点を指摘したところ、業者から相談者に対して音声案内のアンケートの電話を今後行わないこと、勧誘先リストから相談者の電話番号を削除すること、以上の2点の回答を得ました。

被害を防ぐためのアドバイス

 「一方的にメッセージが流れる自動音声の電話」 は個人情報を収集する目的がある可能性があります。 無料や粗品という言葉に心を許して安易に氏名や住所などを答えないほうが賢明です。

2010年7月26日